ポイ活で起こった失敗…失敗例や失敗する人の特徴、対処法を解説します

ポイ活は節約にとても役立ちます。

しかしながら注意しないと、「節約するためのポイ活のはずが損をしてしまった!」「ポイントサイトを利用したのにポイントが獲得できなかった…」ということになってしまう可能性も。

今回は失敗例や失敗する人の特徴、その対処法をご紹介していきます。

目次

ポイ活のよくある失敗例

まずはじめに、ポイ活のよくある失敗例について詳しくご紹介していきます。

  • ポイント欲しさに登録したサービスの解約を忘れてしまう
  • 獲得条件を見落としてしまう
  • 途中で違うサイトに移動してしまう
  • cookieの削除を忘れてしまう
  • サイト越えトラッキングを防ぐ機能がオンになっている

ポイント欲しさに登録したサービスの解約を忘れてしまう

「無料会員登録で〇〇ポイントプレゼント!」とうたっているサービスは多いですよね。

しかしながらポイント欲しさにむやみに登録をしていると、それぞれの契約状況が把握ができなくなり、一度もサービスを利用しないまま翌月に多額の請求が来てしまった・・というケースに陥る可能性も。

これではかえって無駄な出費がかさみ、損をしてしまいます。

獲得条件を見落としてしまう

案件の獲得条件を見落としてしまい条件が達成できていない場合、案件を利用してもポイントを獲得することができません。

獲得条件とはどのようなものなのか、ポイントサイト「モッピー」にて実際に掲載されている楽天カード新規発行案件の獲得条件を例にとってみてみましょう。

【獲得条件】

新規カード発行(カード到着必須)

※成果対象カード:楽天カード、楽天PINKカード

※初めてお申込後、カード発行が確認できた方のみ対象

(※既に家族カードをお持ちの場合でも、ご本人名義の本カード発行が初めてであれば対象)

※広告クリックから24時間以内のお申込み

※本サイトに表示されているリンクからの申し込み

moppy

以上のように、広告クリックから24時間以内の利用であること、初めての申し込みでカード発行ができた方のみなど、詳細に条件が記載されています。

獲得条件にしっかりと目を通さないまま進めてしまうと、ポイントが獲得できないという問題の他にも、定期便の契約であることに気づかず、料金を支払わなければならなくなるなどかえって無駄な出費をしてしまう可能性があります。

途中で違うサイトに移動してしまう

サービスへの新規会員登録でポイントがもらえる案件の場合、ポイントサイトのリンクから登録ページに進んで、会員登録をする必要がありますよね。

この時「ポイントサイトを経由して会員登録をした」という情報を得るために「cookie」が使用されています。

cookieとは?

ウェブサイトを閲覧した際にサイトを訪れた日時や入力した情報などを保存しているファイルのこと。

案件を利用している最中にほかのサイトに移動してしまうと、このcookieの情報が正しく反映されず、ポイントが正しく受け取れなくなってしまう可能性も。

ポイントが付与されないというトラブルを防ぐためにも、誤って違うサイトへジャンプしてしまわないようにする工夫が必要です。

cookieの削除を忘れてしまう

例えばAとB、2つのポイントサイトがあり、どちらのサイトを経由してお買い物をしたほうがより多くポイントを獲得できるか比較していたとします。

この場合

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・Aを経由してショッピングサイトへ行った情報
・Bを経由してショッピングサイトへ行った情報
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記2つの情報が重複して存在することになりますよね。

そしてそのどちらかを選んでショッピングをした場合、どちらのサイトを経由してお買い物をしたのかポイントサイトと広告主へ正しく情報が送られない場合があるのです。

そのため、都度cookieの削除をしておく必要があります。

cookieの削除を忘れてしまうと、ポイントがもらえなくなってしまうことも!

サイト越えトラッキングを防ぐ機能がオンになっている

「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能がオンになっている場合、ポイントが正しく獲得できなくなってしまう可能性が高くなります。

「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能は、iOS11以降のiPhoneで実装されているセキュリティー機能の1つです。

例えば、いくつかのサイトを閲覧した際、自分が閲覧したサイトに応じて広告が表示されている時がありますよね。

以上のように関連の広告が表示されるのは、訪れたサイト側がcookieを利用してユーザーの行動を追跡し、それぞれおすすめの広告を表示させているためです。

このような追跡を防ぐための機能が「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能になります。

しかしながら、「途中で違うサイトに移動してしまう」の項目でお伝えした通り、ポイントサイト経由で案件を利用したかどうかの情報を得るためにcookieでの追跡が必要です。

そのため、この機能がオンになっていると、ポイントの判定に必要な情報が正しく受け取れないという事態に。

案件を利用する際は、事前に「サイト越えトラッキングを防ぐ」機能をオフに設定しておきましょう。

経験者が多いポイ活の失敗談

解説したように色々なことがポイ活の失敗に繋がってしまいます。

ここではポイ活に夢中になりすぎてしまったことで失敗をしたという体験談を元に、経験者が突出して多い失敗をご紹介します。

同じ事態にならないためにも多い失敗談は把握しておきましょう。

買わないといけない感覚になった

楽天市場をよく利用していた主婦のAさんの失敗談です。

ポイ活を始めてポイントサイト経由で楽天市場で買い物をするとポイントがもらえることを知り、買い物中毒のような状態になってしまったそうです。

【主婦Aさんの失敗談】
最初はポイ活はおまけのような感覚でサイト経由で楽天で買い物をしていました。
楽天スーパーセールの時に急に「今買わないとポイ活で損をする」という感覚になり、特に急ぎで必要な物じゃない商品までどんどん購入していました。
なんと総額4万円。セールが終わった後も、貯まったポイントが嬉しくてついつい買い物をしてしまい…。
すごい金額の請求がきてポイ活どころか大きな出費になりました。

楽天ポイントとポイントサイトでポイ活ができても、出費が大きければ意味がありません。

ポイント目的の買い物中毒のような状況になってしまうのはかなり危険なので、本当に必要な物がある時だけ利用することを強く意識して下さい。

気持ちは分かりますがマイナスになるならポイ活とは言えませんね

貯めることに夢中になって期限切れ

ポイ活で貯めることに夢中になりすぎた失敗談もあります。

Bさんはどんどん貯まっていくポイント数を見て満足していて、ポイントの有効期限を忘れてしまっていたので全部消滅してしまったそうです。

【Bさんの失敗談】
クレジットカードの発行やアンケートなどで順調にポイントを貯めていました。
1万円を超えたのでそろそろ使おうと思っていたのですが、セールの時の方がいいなと思い貯め続けていたんです。いつも利用する通販がセール終了直後だったので、次のセールまでしばらく待っていました。
いざ買い物をしようとするとなんとポイントの期限が切れていて失効してしまっていたんです。

ポイントには有効期限があります。

マイページに有効期限が近いポイント数が表示されたり、アプリの通知でお知らせしてくれる機能もありますが見逃すと知らない間に失効してしまうので要注意。

サイトによっては新たにポイントが追加されれば、有効期限が延びる場合もあります。

ポイントの有効期限は事前にチェックしておいて、ポイ活を始めてからも消えそうなポイントがないかこまめに確認して失敗しないようにしましょう。

ポイ活で失敗する人の特徴

では次に、ポイ活で失敗する人の特徴を見ていきましょう。

  • コツコツ続けることが苦手な人
  • スマホ、パソコンを使うのが苦手な人
  • 管理が苦手な人

コツコツ続けることが苦手な人

「コツコツ貯めるのは面倒だから、一度にたくさんのポイントを稼ごう!」と手当たり次第に会員登録をしてしまったり
ポイントの還元率の高さに飛びついてお買い物をしてしまうと、かえって無駄な出費をしてしまう場合も。

ポイ活はコツコツと続けていくことで成果が現れるものなので、コツコツと続けることが苦手な人は失敗してしまう可能性が高いでしょう。

スマホ・パソコンを使うのが苦手な人

ポイントを貯めるためのサービスは、基本的にスマホやパソコンを使わなければならない場合がほとんどです。

失敗例でご紹介した通り、cookieの削除忘れ、別サイトへの寄り道などをしてしまうとポイントが否認となってしまう可能性があります。

また、ポイ活は情報収集も大切です。

  • ポイントサイトをどのように経由するか
  • サービスをどのように使用することでポイントをより多く貯めることができるのか
  • 悪質なサイトやサービスはどれか


上記のような情報収集をする際に、SNSやブログを見ておくことはかなり重要になります。

そのため、スマホやパソコンを使用することが苦手な人は苦戦してしまうかもしれません。

管理が苦手な人

ポイ活は

  • 今どのサービスに加入しているか
  • 期間限定ポイントの失効日はいつか
  • ポイント獲得のために加入したサービスの有料化はいつからか

以上のように、様々な部分で管理が必要です。

管理が追い付かないと、せっかく獲得したポイントが水の泡になってしまったり、どのサービスに加入していたか把握できず解約ができないまま請求が積み重なってしまうというケースに陥ってしまう場合もあります。

そのため、管理が苦手な人は注意して利用したほうが良いでしょう。

失敗を回避するためには?

では以上ような失敗を回避するためにはどうすればいいのでしょうか?

以下の項目では、具体的な解決方法をいくつかご紹介します。

獲得条件や規約はしっかり確認する

私自身、説明書や利用規約を読むことが面倒で適当に目を通してしまうことがあるので、規約や獲得条件をつい読み飛ばしてしまうお気持ちはわかります。

しかしながら、せっかく申し込みやお買い物をしたのにポイントがもらえないのはショックですよね。

一言一句見逃さないとまではいかなくとも、重要な事項は事前にしっかりと確認しておきましょう。

cookieやタブは削除しておく

その都度、cookieやタブは削除をしておきましょう。

不要なタブは横にスライドすることで削除することができます。

iPhoneでのcookieの削除方法は、以下の手順を参考にしてみてくださいね。

STEP
設定アプリを開く

まず歯車マークの設定アプリを開きます。

STEP
Safariを選択

項目からsafariを選択します。

STEP
履歴とWebサイトデータ消去をタップし
履歴とデータを消去をタッ

次に表示された項目の中から青色の文字の「履歴とWebサイトデータ消去」をタップし、「履歴とデータを消去」をタップすれば完了です。

サイト越えトラッキングを防ぐ機能をオフにする

iOS11以降のiPhoneを使用している場合は、サイト越えトラッキングを防ぐ機能は事前にオフに設定しておきましょう。

設定をオフにする方法は、以下の手順を参考にしてみてくださいね。

STEP
設定アプリを開く

まず「cookieやタブは削除しておく」の項目と同様に、歯車マークの設定アプリを開きます。

STEP
Safariを選択

表示された項目の中からSafariを選択します。

STEP
設定をオフに変更する

「プライバシーとセキュリティー」の項目にある「サイト越えトラッキングを防ぐ」の横のスライダーがオンになっている場合は、スライダーを操作して、白色の状態にするとオフに設定完了となります。

管理をしっかりする

ポイントや各サービスの契約状況などの管理はしっかり行いましょう。

管理を簡単にする方法としては、以下のようなものがオススメです。

  • 主にどのポイントを貯めていきたいのか事前に決めておく。
  • ポイントの管理は家計簿アプリやスケジュールアプリを使う。
  • どのサービスに加入しているか、月額費用が発生するのはいつからか都度記録しておく。

そのほか楽天PointClcbのアプリの場合、ダウンロードしてプッシュ通知をオンにすると、期間限定の楽天ポイントが失効する前にお知らせがくるという便利な機能もあるので、こういった機能を活用するのも良いでしょう。

まとめ

ポイ活をするにあたって、管理や情報収集は重要です。

特に最近、InstagramやTwitter、ブログではポイ活の情報や管理方法などを詳しく掲載している投稿がたくさんあるので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか?

また、ポイ活は基本的に「普段のお買い物をよりお得にするためのもの」です。

ポイントをたくさん集めることにのめりこみすぎてしまうとかえって損をする可能性があるので、自分にあったサービスを利用して、無理のない範囲で続けていきましょう!



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